マーベロン®
服用者向け指導箋
を服用される方へ
☆のみ方:
はじめてマーベロン®21を服用する場合は、「月経が始まった日」からのみ始めます。
- ①例えば、月経が水曜日に始まった場合、最上列に表示されている【水】の白色錠から矢印の方向に、1日1錠をほぼ一定の時刻(たとえば就寝前)に21日間服用します。
- ②白色錠をすべて服用し1枚の薬剤シートが空になった後、7日間は休薬期間を設けてください。
- ③7日間の休薬期間後、月経が終わっていても継続していても、避妊を続けたい人は翌日から新しい薬剤シートに移り最上列の【水】から同様に服用していきます。(このように、28日間を1周期として同じように繰り返し服用してください。)

を服用される方へ
☆のみ方:
はじめてマーベロン®28を服用する場合は、「月経が始まった日」からのみ始めます。
- ①最上列左端の白色錠から矢印の方向に、1日1錠をほぼ一定の時刻(たとえば就寝前)に服用します。
- ②白色錠をすべて(21日間)服用し終えたら、緑色錠を1日1錠服用します(7日間)。
- ③月経が終わっていても継続していても、避妊を続けたい人は翌日から新しい薬剤シートに移り、休むことなく最上列左端の白色錠から同様に服用していきます。(このように、28日間を1周期として同じように繰り返し服用してください。)

マーベロン®21/マーベロン®28
共通注意事項
☆のみ忘れたとき
(マーベロン®28緑色錠を除く*)
翌日までに気づいたら
気づいた時にすぐにのみ、その日の錠剤もいつも通りの時間にのんでください。
2日以上続けてのみ忘れたら
医師に連絡し、対処法をご確認ください。
*マーベロン®28の緑色錠をのみ忘れた場合は、のんだものと見なし、その後は通常通り服用を継続してください。
☆服用を始めて1-2周期は、下記の症状があらわれることがあります。
- ●軽度の吐き気
- ●頭痛
- ●乳房の張り
- ●周期の途中に起こる軽度の出血 など
これらの症状は、特にのみはじめによくあらわれますが、通常はのみ続けることによってみられなくなります。しかし、症状がひどい場合や長く続くときは、医師に相談してください。
☆次のようなときは、医師に相談・報告してください。
- ●22-28日目の休薬期間中(マーベロン®28は緑色錠服用中)に出血がこないとき
- ●激しい下痢または嘔吐が続くとき
- ●他の薬や健康食品を服用・摂取するとき(ただし、塗り薬、目薬などは心配ありません。)
- ●臨床検査を受けるとき
- ●妊娠を希望するとき
- ●その他、気になる症状があるとき
★次のような症状は、血栓症(血管内に血のかたまりが詰まる病気)が疑われる症状です。症状があらわれた場合は、すぐに救急医療機関を受診してください。
- ●突然の足の痛み・腫れ
- ●手足の脱カ・まひ
- ●突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み
- ●激しい頭痛、舌のもつれ・しゃべりにくい
- ●突然の視力障害(見えにくいところがある、視野が狭くなる) など
★次のような症状があらわれた場合は、血栓症の疑いがあります。症状が軽くても飲むのをやめてすぐに医師に相談してください。
- ●足の痛み・腫れ・しびれ・発赤・ほてり
- ●頭痛 ●嘔吐(おうと)・吐き気 など
★次のような状態になった場合、飲むのをやめてすぐに医師に相談してください。
- ●体を動かせない ●脱水 など
長時間同じ姿勢でいたり、水分が不足したりすると血栓症が起こりやすくなります。適度に体を動かしたり、こまめに水分を取るようにしましょう。